診察室のお約束
小児科の診察を受けられる皆様に、ちょっとだけお願いがあります。
普段とは、全く違う我が子の様子。とても心配だと思います。でも、普段とは別の一面がみられる機会でもあります。いつもは泣き虫の子供が、目に一杯涙を貯めながらもがんばる姿に、我が子の成長を感じられるかも知れません。おしっこや血液の検査、レントゲン写真など必要な時は、その都度お子さんの年齢にあった説明の仕方をしますが、充分に納得していただけないまませざろう得ない場合もあります。親御さんの十分な、フォローをお願いします。
医者の「診察」は、診察室に入る所から始まっています。「足が痛い」とか「お腹が痛い」と訴えるお子さんは、歩けるかどうかで、その状態を判断しますし。歩く姿、表情なども重要な判断の材料です。皆様にとっては、とても「短い」診察時間の中で、出来るだけ多くの情報を仕入れ、間違いのない診断をするためにご協力下さい。親御さんに抱っこされて入ってきた「お腹が痛い」の判断は、なかなか難しいものです。
冬場は、どうしても着る物の枚数が増えがちです。診察をするときに、ヨイショ!と服をまくりあげると、胸の上の方の聴診は充分に出来ない事があります。大人と違い、それでなくても狭い胸ですので、充分に、隅からスミまでズズーット診察出来るよう、あらかじ着衣は1〜2枚にしておいて頂けると助かります。
嘗ては子供達にとって、この言葉は「殺し文句」でした。流石に今時、そんなことでビビルお子さんはいないかと思います。しかし、お子さんにとって理不尽な一言は躾の上からも好ましくありません。悪いことをしたときには、毅然としかることも大事です。決して、「注射」をダシにしないでください。
小児科の診察では、必ず「のど」を診ます。この時、お口の中に、食べ物が入っていたりすると、のどの状態が全くわかりません。また、濃い色の飲み物、飴なども、舌や喉に色がついてしまい、診察の妨げになります。折角の診察ですので、できるだけ多くの情報が得られ、正しい診断が出来るようにご協力お願いします。食べたり、飲んだりは、診察が終わるまでちょっと待ってくださいね。