循環器内科

最新鋭の血管撮影装置を導入

血管造影室を増設し、この5月より2室でのフル稼働が始まっています。 最新鋭の血管撮影システム【トリニアス】を導入し、より正確に、より低侵襲な治療を行っています。

また、他院の循環器内科の先生方をお招きして、合同でカテーテル治療を行う『ワークショップ』も精力的に行っています。 今後、それらの取り組みについてもご報告していきます。


 

2018年10月より新体制での診療を開始します!

2018年10月1日 昭和大学医学部内科学講座循環器内科学より濱嵜裕司准教授を循環器内科部長に迎え、 10月20日より当院の循環器内科が新しい体制でスタートします。 新体制では濱嵜裕司部長の下、同じく昭和大学から着任された不整脈の専門医である川崎志郎医師と、 これまで当院のカテーテル治療をけん引してきた櫻井将之科長を中心に、 緊急を含めた24時間体制でのカテーテル治療や不整脈へのアブレーション治療など幅広く対応していきます。

今後も、より一層高度な専門性を持って地域医療に貢献できるよう、職員一同 取り組んでまいります。


循環器内科部長就任のご挨拶

2018年10月1日に、おおたかの森病院 循環器内科部長に就任いたしました。
1991年 昭和大学医学部を卒業以来、長きにわたり同大学病院での臨床に携わってまいりましたが、 今回ご縁をいただき、東葛北部での救急医療の中核を担う、当おおたかの森病院への着任を決めました。 当院の循環器内科では、私の大学の後輩である櫻井将之科長をはじめとする先生たちが、24時間体制でカテーテル治療を行える体制を整え、 年間400件を超えるPCIを行い、ロータブレーター等の高度医療も行ってきました。 特に、立ち上げから参画している、この地域独自の循環器救急ネットワーク「柏ハートネット」での、 当院の役割は大変大きいものと承知しております。今後は、共に着任した不整脈専門医の川崎志郎医師を含めた新体制で、心臓疾患に対し、 幅広く対応していきますので、よろしくお願いいたします。



循環器内科部長 濱嵜 裕司

柏ハートネットとは?
ロータブレーター治療とは?

循環器専門医研修施設
日本心血管インターベンション治療学会研修施設
不整脈専門医研修施設

診療・治療実績

PCI(経皮的冠動脈インターベンション)



当院で施行したPCIの内訳と治療件数の推移
PCI:Percutaneous Coronary Intervention(経皮的冠動脈インターベンション)


PCIとは、冠動脈の病変に対して血栓吸引やバルーン拡張あるいは、ステント留置を行うことで血流不全を改善させる治療です。 狭心症に予定して治療する場合(待機的)と、急性心筋梗塞に対して夜間など含め緊急で行うことがあります。


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EVT (末梢動脈形成)



当院で施行したEVTの治療件数の推移
E V T:Endo Vascular Treatment(末梢動脈形成)


末梢動脈形成(EVT)では、主に腸骨から下肢の動脈を治療しています。 歩くと足が痛くなる(跛行~はこう)や、足の色が悪くなり切断しなければならなくなる事を防ぐ為に行う治療で、 最近では治療件数が増加傾向にあります。


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不整脈外来

不整脈とは

不整脈と一言でいっても、疾患は多岐にわたります。主に徐脈性不整脈・頻脈性不整脈・期外収縮に大別されますが、 対象となる不整脈を迅速に診断し、 薬物療法または非薬物療法を的確に行ってまいります。 特に不整脈に対する非薬物療法として、徐脈性では、ペースメーカ植込み(PMI) を必要としますが、 多くの施設で右室心尖部にペーシングリードを留置していました。 これは、複数の大規模研究でも報告があるように、心不全の発生や生命予後の悪化につながると言われています。 このため、心尖部ペーシングではなく、右室中隔ペーシングを標準で行うこととしています。 頻脈性不整脈は、3D Mapping system(Carto 3および Ensite)を使用し、より安全で、 造影剤や放射線量を軽減した患者にやさしいアブレーションを行ってまいります。 さらに、難治性不整脈へのカテーテルアブレーション、心外膜アブレーション、植込み型除細動器(ICD)、 心臓再同期療法(CRT-D) も活発に行っていきます。
不整脈に関してお困りなことがございましたら、気軽にお声掛けください。

不整脈外来
循循環器内科 川崎 志郎
日本循環器学会認定循環器内科専門医
日本不整脈心電学会認定不整脈専門医
不整脈専門外来:木曜日/午前 金曜日/午後

PMI(ペースメーカ植込み)・CRT-D(心臓再同期療法)・ICD(植込み型除細動器)



当院で施行した各治療件数の推移

アブレーション



当院で施行したアブレーション治療件数の推移


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心エコー室の取り組み

当院では、東葛地域を中心とした関東全域の心血管疾患患者さんの治療に日々邁進しています。 良い治療を提供するためには、的確な診断が必要となります。 私どもは、各々の患者さんにとって、より満足度の高い、安心できる治療を提供できるように、 今後を見据えた診断を心がけています。

当院の特徴は、循環器内科、心臓血管外科の機動力が非常にいいことです。生理機能検査技師と循環器内科医師、 心臓血管外科医師、麻酔科医の連携が非常に良いため、オンタイムに診断から治療まで行うことが可能です。 大病院にはない機動力の良さにより、緊急の場合には特により早く診断、治療を行うことができます。

先天性心疾患、難治性心不全、構造的心疾患の術前の診断を超音波指導医の指導のもと行い、また最新エコー機器(GE社Vivid95)の導入により適切な医療を提供できるようになりました。 弁膜症の程度評価、心不全の評価、息切れの原因検索に負荷エコーが必須となりました。当院でも2019年から開始し、徐々に対象患者さんを増やしている状態です。 お困りの症状がある方や詳細な検査を望む先生方のニーズに対応できるようにいたしますので、是非ご紹介ください。

1.心エコー検査とは

心エコーとは心臓超音波のことです。超音波を用いて、主に心臓や血管を体表から観察する検査です。特徴としてはレントゲンやCTのような被曝がなく、 苦痛もないため、繰り返して行うことができる検査です。状態に応じて何度も行うことが可能であり、心疾患の病態把握には必須の検査となります。

2.当院でできる4種類の心エコー検査

  1. 安静時胸壁エコー検査
    安静臥位での心臓の状態を調べる検査です。 主に、肥大、拡大がないか、弁膜症の有無、心筋症や虚血性心疾患を疑う所見がないかが確認できます。非常に負担の少ない検査です。
  2. ドブタミン負荷エコー
    ドブタミンという強心薬を点滴で投与しながら行う検査です。主に、大動脈弁狭窄症の重症度評価や狭心症治療後や心筋梗塞後の追加治療必要性のある病変の検索のために行います。 お話をしながら、症状を確認しながら行います。
  3. 運動負荷エコー
    無症状の重症弁膜症に対して、手術介入の必要性があるか否かの判断や、労作時の息切れがあるも、原因が不明の際に原因検索の目的で行います。 トレッドミルやエルゴメーターでの運動をしながらの評価となるため、歩行困難な場合にはできません。 しかし生理的な負荷となるため、普段の生活を反映している有用な検査と言えます。
  4. 経食道エコー
    胃カメラのような柔らかい管を飲んでもらい、食道から心臓を見上げるように心臓の機能を評価する検査です。 体表からの観察より一層心腔内の観察が詳細にできるため、体表では評価が困難な疾患に対して行われます。 特に心臓の構造的な異常(弁膜症や先天性心疾患など)の評価、原因不明な脳梗塞の原因検査、感染性心内膜炎といった感染病変の広がりを評価するには非常に有効な検査です。 胃カメラより少し太い管を飲んでいただくため、咽頭麻酔が必須であり、当院では苦痛をやわらげるため、 基本的には鎮静剤を点滴しながら行います(希望により鎮静剤なしで行うことも可能です)。

3.当院心エコー室の4年の実績







2020年度は、新型コロナウイルス感染症の影響で、学会から経食道エコーも自粛するように通達があり、減少してしまいましたが、 現在では通常通りの診療を行なっております。経食道心エコー、負荷心エコーともに実施できる曜日に限りがありますで、 ご紹介いただきましたのちに予約を組ませていだだきます。ぜひ外来にご紹介ください。

循環器内科
佐藤 奈々恵
日本循環器学会認定循環器内科専門医
SHD心エコー図認証医
外来:月曜日/午後 火曜日/午後 金曜日/午前


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スタッフ紹介

濱嵜 裕司(Hamazaki Yuji)

職位: 循環器内科部長
昭和大学医学部内科学客員教授

~プロフィール~
学歴: 昭和大学 H3年卒
資格: 医学博士号、日本内科学会認定綜合内科専門医、 日本循環器学会認定循環器内科専門医、 日本心血管インターベンション治療学会認定専門医、 日本心血管インターベンション治療学会代議員、 日本心血管インターベンション治療学会関東甲信越地方会運営委員
濱嵜医師インタビュー「クリンタル」

~略歴~
昭和大学医学部附属病院准教授


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櫻井 将之(Sakurai Masayuki)

職位:循環器内科 科長、心臓カテーテル室 室長、
日本心血管インターベンション治療学会専門認定制度施設代表医
~プロフィール~

学歴: 昭和大学 H14年卒
資格: 医学博士号、日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医、心臓リハビリテーション指導士、日本心血管インターベンション治療学会専門医、 日本心血管インターベンション治療学会関東甲信越地方会運営委員、日本医師会認定産業医、 日本体育協会公認スポーツドクター、植込み型除細動器/ペーシングによる心不全治療研修修了

~略歴~
昭和大学医学部附属病院、山梨赤十字病院、川崎社会保険病院、秦病院、総合東京病院、昭和大学江東豊洲病院


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秋山 一秀(Akiyama Kazuhide)

職位:内科部長

~プロフィール~

学歴: 昭和大学 S55年卒
資格: 日本内科学会認定医、日本循環器学会専門医

~略歴~
昭和大学医学部附属病院、関東労災病院、高津中央総合病院、国保松戸市立病院、つくば双愛病院、 Huntington Medical Research Institutes(米、カリフォルニア州)、行徳総合病院


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川崎 志郎(Kawasaki Shiro)

~プロフィール~

学歴: 昭和大学 H20年卒
資格: 医学博士号、日本内科学会認定綜合内科専門医、日本循環器学会認定循環器内科専門医、 日本不整脈心電学会認定不整脈専門医、日本心血管インターベンション治療学会認定医、 植込み型除細動器/ペーシングによる心不全治療研修修了

~略歴~
山梨赤十字病院、菊名記念病院、昭和大学医学部内科学講座循環器内科学部門助教

不整脈外来について


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佐藤 奈々恵(Sato Nanae)


~プロフィール~

学歴: 東京慈恵会医科大学 H21年卒
資格: 日本循環器学会専門医、日本内科学会総合内科専門医、SHD心エコー図認証医、日本医師会認定産業医

~略歴~
総合病院国保旭中央病院、東京女子医科大学病院、平和台病院


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武田 悟秋(Takeda Noriaki)


~プロフィール~

学歴: 帝京大学 H22年卒
資格: 日本内科学会認定医、日本心血管インターベンション治療学会認定医、日本救急医学会認定ICLSコースディレクター

~略歴~
東京勤労者医療会東葛病院


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村岡 理人(Muraoka Masato)専門外来:毎週 金曜日、隔週 土曜日

学歴: 聖マリアンナ医科大学 H2年卒
所属: 桐生厚生総合病院 循環器科診療部長 兼 臨床工学科部長
資格: 日本外科学会専門医、腹部大動脈ステントグラフト実施医

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石津 智子(Ishidu Tomoko)

超音波検査:隔週木曜日

学歴: 筑波大学 H5年卒
所属: 筑波大学医学医療系循環器内科(講師)
専門: 超音波医学、成人先天性心疾患、心疾患合併妊娠、弁膜症、心不全
資格: 日本循環器学会専門医、日本超音波医学会指導医

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